CSV・ExcelファイルからiPhoneにアドレス帳をインポートする方法

CopyTrans Contactsバージョン1.800ではビジネスユーザー向けの新機能を提供します。CSVまたはExcel(xls)形式ファイルから連絡先をインポートする際、ファイルのプレビューと内容を編集ができるようになります。CopyTrans Contactsの画面にCSVまたはXLS形式ファイルをドラッグ&ドロップすると、CSV インポートウィザード（CSV Import Wizard、以下 CSVウィザード）画面が出ます。こちらの画面でファイル内の連絡先が表示されます。

CopyTrans Contactsを最新版までアップデートします。または下記のリンクからCopyTrans Contactsダウンロードできます。インストール手順は、こちらのインストールガイドにあります。

CopyTrans Contactsをダウンロード

こちらの記事では、CSV、またExcelファイルからiPhoneにアドレス帳をインポートする方法を紹介します。

CSVウィザードにはこんな機能があります：

自動的にiPhoneの「連絡先」アプリにCSV表のデータを対応させる
インポートする際、連絡先をプレビュー、カスタマイズ可能
全ての連絡先ではなく、CSV・XLS表から複数の連絡先をiPhoneにインポートする
漢字の文字コードを修正する

目次：

■ CSV インポートウィザード機能の紹介

■ CSV インポートウィザードが対応しているプログラム一覧

■ トラブルシューティング

CSV インポートウィザード機能の紹介

CSVウィザードの画面には2つの部分があります。この画面でCSV・XLSファイルの内容をカスタマイズできます。

メイン画面：CSV・XLSファイルの連絡先が表示される部分
アドバンス設定：ファイルの内容が正確に表示されない場合、設定を調整できる部分

CSV Import Wizardの画面

フィールド名を設定

CSVウィザードは自動的にフィールド名（英語、日本語、ドイツ語、フランス語に対応）を検出し、一致させます。

自動的にフィールド名を設定

手動でフィールド名を一致させる場合、ドロップダウンのメニューからフィールド名を設定できます。

自動で設定されたフィールドの列は灰色で表示されます。手動で設定されたフィールドの列は青色になります。最初から未設定にしていたフィールド名は赤色で表示されます。

手動的に設定したフィールド名（青）とインポートしないフィールド（赤）

不要なフィールドの列をインポートしない場合、ドロップダウンメニューから「インポートしない」を選択してください。

インポートする連絡先を選択

フィールドと列だけでなく、インポートするリストから不要な連絡先を除外することができます。連絡先の左側にあるチェックを外してください。

絡先をインポートのリストから外す

2つの列のデータを統合

CSVウィザードは自動的に電話番号やメールアドレスの種類（例、「自宅」、「勤務先」）、その他にも情報（「090 43XX XXXX」または「・・・@yahoo.co.jp」）を検出します。例えば、連絡先1件に対して「自宅」と「勤務先」それぞれの電話番号があります。CSVウィザードを使って、データを正確にiPhoneにインポートします。

CSVで連絡先の電話番号の種類と値を一致させる

アドバンス設定

「アドバンス設定」にチェックを入れると、他の設定の画面が出てきます。

CSV インポートウィザードでCSV・XLSファイルが正常に表示されない場合、こちらの設定で「文字コード」（エンコード）と「区切り記号」を変更してください。

CSV Wizardのアドバンス設定を表示

フィールド名の行なしのCSV・XLSファイルが時々あります。その場合、「最初の列（フィールド名）をインポートしない」のチェックを外すと、フィールド名を設定することができるようになります。

フィールド名なしのCSVファイルを修正

CSV インポートウィザードが対応しているプログラム一覧

CSVウィザードはほとんどのCSVとExcel形式のファイルと互換性があります。

プログラム一覧は以下の通りです：

Office Outlook 2016
Office Outlook 2010
Office Outlook 2007
Office Outlook 2003
Google Contacts
Yahoo!
Slack CSV

Skype
Facebook Messenger
Facebook
TeamViewer
Synology
その他

トラブルシューティング

以下、トラブルシューティングになります。

CSVファイルの連絡先が表示されない

インポートするファイルのエンコーディングが自動的に検出されない場合があります。アドバンス設定で文字コード（エンコード）を変更してみてください。 CopyTrans ContactsでCSVのエンコードを修正

「1/1件の連絡先のインポートに失敗しました。」というエラーメッセージが出る

インポートしようとしているCSVファイルが破損した可能性があります。ファイルをMS Excelで開き、「名前を付けて保存」をクリックし別のファイルとして保存してください。次に、再度CopyTrans Contactsにそのファイルをインポートしてください。
1/1件の連絡先のインポートに失敗しました。というメッセージ

連絡先の情報に間違いがある

MS Excelで連絡先の情報を編集して、再度CopyTrans Contactsにインポートしてください。また、iPhoneに転送した後、CopyTrans Contactsの画面で編集することもできます。

é、è、ñなどの特殊文字が表示されない

インポートするファイルで特殊文字が正確に表示されない場合があります。問題を解決するには、CSVファイルを編集してください。

以上、CSV・ExcelファイルからiPhoneにアドレス帳をインポートする方法を紹介しました。いずれにせよ説明された方法の中から自分のニーズに合うのを選択してください。是非 CopyTrans Contacts をお試しください。

CopyTrans Contactsをダウンロード

興味があれば、下記の記事をご覧ください：

CSV・Excelファイルから連絡先をiPhoneにインポートする方法