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iPhoneのLive Photos(ライブフォト)は素晴らしい機能ですが、ライブ写真を普通の写真にしたい場合には変換が必要です。本記事では、iPhoneのライブフォトを普通に戻すための3つの方法をご紹介します。


ライブフォトと普通の写真の違いは?

Live Photos(ライブフォト)は、シャッターを切った前後の1.5秒ずつの映像を記録する機能で、通常の写真と同じように撮影できます。撮影したLive写真は、後からキー写真を変えたり、エフェクトを加えたりと編集することができ、家族や友人と共有することも可能です。
またライブ写真と普通の写真では、ファイルサイズに大きな差はありません。ライブ写真は動画データを含むため、わずかにファイルサイズが大きくなる場合がありますが、その差はほとんど気にならない程度です。

そんな動きのある写真を楽しめるライブ写真ですが、場合によってはiPhoneのライブフォトを普通に戻す方が便利なこともあります。以下では、iPhoenのライブフォトを普通の写真に変換する3つの方法の比較していきます。用途に合わせてぜひご活用ください!


比較表:iPhoneのライブ写真を普通の写真に戻す方法

機能 CopyTrans Photo 通常の写真として複製 写真を編集する
Live Photosを普通の写真に変換
特定の写真を変換
すべての写真を一括変換
重複しない
パソコンに転送可能
パソコンが必要

ライブ写真を普通の写真に一括変換する方法

CopyTrans Photoというソフトウェアを使えば、簡単で効率的にiPhoneのライブ写真を普通の写真にに変換できます。特定の写真、またすべての写真を一括で変換できる便利なソフトです。

必要なもの:iPhone、USBケーブル、Windowsパソコン

メリット:
✅重複しない
✅一括変換することが可能
✅特定の写真の変換
✅日本語対応

  1. CopyTrans Photoを下記のリンクからダウンロードします。インストールする方法はインストールガイドをご覧ください。
  2. CopyTransPhotoをダウンロード
  3. プログラムを起動し、iPhoneを接続します。スクリーン左がデバイス側、スクリーン右がPC側のフォルダが表示されています。iPhoneに保存されている全てのLive写真は「Live Photos」というアルバムにあります。
  4. CopyTrans Photoのライブ写真アルバム

  5. コピーする写真を選択します。
  6. ▶️全てのライブ写真を普通の写真に一括でバックアップしたい場合は、「Live Photos」というアルバムをPC側にあるアルバムに転送しましょう。

    CopyTrans PhotoでLive PhotosというアルバムをPCに転送する方法

    ▶️複数の写真を選択する場合は、CTRLキーを押しながら写真を一枚ずつ選択し、ドラッグ&ドロップでUSBメモリや、パソコンにコピーします。

    写真をPCにドラッグ&ドロップ

  7. 「変更を適用」ボタンを押して確定します。
  8. 変更を適用

完了です!簡単にライブ写真を普通の写真に一括変換することができました。PCの選択したフォルダで静止画に変換されたLive写真を確認できます。Copytrans Photoは、ライブ写真を通常の写真とビデオに変換します*。

変換されたライブ写真をパソコンに転送

*Copytrans Photoは、ライブ写真を通常の写真と動画に変換します。この写真と動画をCopyTrans Photoに再びコピーすると、Live photosとして表示されます。iPhoneにもライブ写真としてコピーすることができます。詳しい手順は、「Live写真をiPhoneに追加する方法」をご参照ください。


Live Photosを普通の写真として複製する方法

写真アプリを使えば、iPhoneのライブフォトを普通に戻すことが可能です。iPhoneだけで完結するので便利ですが、複製なので静止画とライブ写真が重複してしまいます。また一括では変換できないので、1枚毎に複製をする点で手間がかかります。手順は以下の通りです。

iPhoneの写真アプリを開き、静止画として保存したいLive写真を選択してください。➀右上の「・・・」をタップして、➁「複製」をタップしてください。➂「通常の写真として複製」を選択して、完了です。

iPhoneの写真アプリでLive Photoを選択
iPhoneの写真アプリで複製を選択
Live Photosを通常の写真として複製する方法


iPhoneのライブフォトから静止画を切り出す方法

  1. iPhoneの写真アプリを開き、静止画として保存したいLive写真を選択してください。右下の3本線をタップしてください。
  2. iPhoneでライブフォトを編集するために右下の3本線をタップ

  3. 一番左の「Live」のアイコンをクリックします。
  4. ライブフォトを編集するために一番左のLiveのアイコンをクリック

  5. カーソルを左右にスライドして、「キー写真に設定」します*。
  6. 画面の上部にある黄色の「Live」アイコンをタップして、Live写真を無効にします。
  7. iOSのバージョンに応じて、右上の「✓」または「OK」をタップして、変更内容を保存します。上記の方法で、iPhoneのライブフォトを普通に戻すことができました。

*「キー写真に設定」とはどういう意味ですか?
キー写真とは、iPhoneのLive Photosで記録された複数のフレーム(シャッターを切る前後1.5秒の動画データ)の中から、静止画として表示されるメインのフレームを選択する機能のことです。通常、Live Photosの静止画部分は自動的に選ばれますが、自分の好みで特定の瞬間を静止画として設定できます。

カーソルを左右にスライドしてキー写真に設定
画面の上部にある黄色のLiveをタップしてLive写真を無効にする
チェックマークをタップして変更内容を保存


ライブフォトをオフにする方法

iPhoneのカメラ設定で写真のライブフォト機能をオフにすることで、簡単にLive写真を無効化できます。カメラアプリを起動して、右上の「Live」アイコンをタップしてください。そうすると、Liveが無効になります。

iPhoneのカメラアプリでLive写真をオフにする


補足:iPhoneのLive写真を動画にする方法

Live写真を撮影してから、写真を動画に変換することも可能です。

📝 方法1

上記でご紹介したCopytrans Photoを使うと、Live写真を通常の写真と動画の2つの形式に変換できます。そこで、手順に沿って進んでいくと、PCの選択したフォルダに動画として保存されたライブフォトを確認することができます。

CopyTrans Photoを使ってLive写真を動画に変換

📝 方法2

iPhoneの写真アプリを使って、ライブフォトを動画に変換することも可能です。注意点として、iPhone標準の方法では、Live写真を1枚ずつしか動画に変換できません。一括変換を行いたい場合は、パソコンと専用アプリ(例:CopyTrans Photoなど)が必要です。

iPhoneの写真アプリからライブフォトを動画に変換する


よくある質問

iPhoneのLive写真はなんのためにあるの?

  • 動きや音を記録: シャッターを切った前後の動きや音声を記録することで、瞬間の雰囲気や背景音を保存します。
  • 編集やエフェクトの柔軟性: キー写真を変更したり、ループ・バウンス・長時間露光といったエフェクトを適用できます。
  • 思い出をより鮮明に残す: 子どもの笑顔や風景の動きなど、通常の写真では残せない瞬間を保存できます。

iPhoneカメラのライブフォトのデメリットは?

  • ストレージ消費量が増える: Live Photosと静止画のファイルサイズはほとんど変わらないと説明しましたが、枚数が増えていくにつれ、通常の写真よりもストレージを圧迫します。
  • 一部のアプリやデバイスで互換性がない: 一部のSNSやアプリではLive Photosが静止画としてのみ共有される場合があります。
  • 不要なデータを記録する可能性: シャッターを切った前後の動画データが記録されるため、意図しない音声や映像が含まれることがあります。
  • 編集が手間になる: Live Photosを静止画として使いたい場合、変換や編集が必要です。

iPhoneのLive Photosをオフにするには?

上記でご紹介した「ライブフォトをオフにする方法」をご確認ください。

iPhoneのLiveモードを切り抜きするには?

Live Photosの特定のフレームを静止画として保存できます。「iPhoneのライブフォトから静止画を切り出す方法」をご参照ください。

iPhoneで写真を撮ると動くのはなぜ?

iPhoneのLive Photos機能が有効になっている場合、シャッターを切る前後の1.5秒間の映像が記録されます。そのため、写真を確認すると短い動画のように動いて見えます。動きを無効化したい場合は、カメラアプリでLive Photosをオフにするか、撮影後に編集して静止画に変更できます。


まとめ:iPhoneのライブフォトを普通に戻す方法

iPhoneのLive Photosは、写真に動きや音を加え、思い出をより鮮やかに残すことができる便利な機能です。しかし、特定の状況では静止画として利用したい場合があります。本記事で紹介した以下の3つの方法を活用すれば、用途に応じた変換が可能です。

  1. CopyTrans Photo: Live写真を普通の写真や動画に一括変換できる便利な方法です。特定の写真のみを変更することも可能で、重複が発生しないため、効率的に管理できます。
  2. iPhoneの写真アプリで複製: 簡単に「通常の写真として複製」ができ、追加アプリを使う必要がありません。ただし、ライブ写真と静止画が重複し、一括変換には対応していない点がデメリットです。
  3. 編集による切り出し: 特定のフレームを静止画として保存したい場合に最適です。動画データを無効にして保存できるため、静止画としての利用に便利です。

iPhoneのライブフォトを普通の写真に戻すことで、より多くのシーンで写真を活用することができます。ぜひ比較表をご活用いただき、自分に合った方法で簡単に変換を行いましょう!

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作者: Jane

iPhoneのデータ管理ソフトCopyTransのテクニカルライターです。ブログ記事とサポートガイドなどを書いています。 得意分野はWindowsパソコンとiPhone関連。iPhone 12pro(パシフィックブルー)を持っています。