CopyTrans Shelbeeの新機能「選択して復元」を使うと、選択した必要な項目のみを新デバイスに復元できます(連絡先やメッセージだけを復元)。ただし、CopyTrans Shelbeeで「選択して復元」を行う前に知っておくべきいくつかの制限があります。
対応しているiOSバージョン
СopyTrans Shelbeeは、iOS 9から最新のiOS 14まで、すべてのiOSバージョンに対応します。復元前、バックアップ先のデバイスと復元先のデバイスのiOSバージョンを確認してください。
たとえば、iOS 11端末のバックアップを作成すると、iOS 10端末に復元することはできません。その一方で、iOS 10端末をバックアップした場合は、iOS 11端末に簡単に復元できます。
暗号化がされていないデバイス
バックアップ先のデバイスまたは復元先のデバイスは暗号化されない場合、一部のデータを復元できない場合があります。アプリ内のログインパスワード(Uber、Instagram、Skypeとその他)、Wi-Fi設定(パスワード)は転送されません。
データを完全に転送するには、両方のデバイスをパスワードで暗号化することを強くお勧めします。
重要
暗号化バックアップのパスワードを覚えておいてください。そのパスワードを入力せずに、バックアップのデータを他のデバイスに復元できません。
CopyTrans ShelbeeとiTunesで暗号化バックアップのパスワードを復旧できません。パスワードを忘れた場合は、 「iPhoneのバックアップのパスワードを忘れたときの対策」をチェックしてください。
バックアップ先と復元先のデバイスを暗号化にする
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CopyTrans Shelbeeで、「バックアップ」> 「フルバックアップ」に移動し、「暗号化」タブでパスワードを設定します。
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バックアップを開始します。
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バックアップ完了後、復元先のデバイスに暗号化を設定します。
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「フルバックアップ」の「暗号化」タブで暗号化パスワードを追加します。この場合、バックアップを開始する必要がありません。
クラウドの連絡先、カレンダー、メモについて
クラウド(iCloud、Google、Exchangeとその他)と同期している連絡先やカレンダー、メモを復元するには、「アカウント」を選択する必要があります。
アプリのデータ
アプリはApp Storeから削除されていても、簡単にiOSデバイスに復元することが可能です。
ドキュメントやファイルが保存しているアプリ(たとえば、VLCやDocuments)、カメラロール以外の写真、ミュージックライブラリは転送されません。 詳細はCopyTrans Shelbeeのバックアップに含まれるものは何ですか?をご覧ください。
iTunesバックアップとCopyTrans Shelbee
CopyTrans ShelbeeでiTunesで作成したバックアップからデータも復元できますが、復元できない項目があります。
iTunesバックアップから復元できる項目は以下の通りです:
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LINE
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WhatsApp
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標準アプリ(設定、カメラロール、連絡先、アカウントとその他)