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データを失わずにApple IDを変更

iPhoneのApple IDを変更するのには様々な理由があります。例えば、家族と共有したApple IDの代わりに自分だけのアカウントを作りたいため、又はApple IDとして不使用のメールアドレスが設定されているなどがあります。もしくは、新しい人生を始めたいという意味として、新Apple IDを作る場合もあるでしょう。

Apple IDが乗っ取られた、またはApple IDのパスワードを忘れてしまった場合

Apple IDの不正アクセスのときや、Apple IDのパスワードを覚えていないときなど、iPhoneを初期化しないといけません。その際にiPhoneのデータを新Apple IDに移行する方法をご参考ください。

そのような時にデータを失わずにApple IDを変更するのがとても重要です。問題はApple IDがiCloudと関係しているということです。そのためiCloudにあるデータを失う恐れがあります。

この記事では解決策を用意しました!Apple IDを変更するとき、データのバックアップと復元、そして保存したいアプリのみを復元について説明します。機種変更のとき、新iPhoneで別のApple IDを使用したい場合にも、この方法で簡単にテータを転送できます。

Apple IDを別のメールアドレスに変更する方法

Apple IDとして使われているメールアドレスは、サードパーティであれば、単に旧アドレスを削除し、新規のアドレスをApple IDとして設定します。しかし、Appleのメールアドレス(末尾が @icloud.com、@me.com、@mac.com)をサードパーティのメールアドレスに変更することはできません。「Apple ID の変更」が表示されず、iOS 10.3 以降を搭載した iPhone、iPad、iPod touch では、メールアドレスを削除する機能が表示されません。

Appleサポートによれば、Apple ID を別のメールアドレスに変更する方法が次の通りです。

  1. appleid.apple.com にアクセスしてサインインします。
  2. 「アカウント」セクションで「編集」を選択します。
  3. 「Apple ID の変更」を選択します。
  4. 使いたいメールアドレスを入力します。
  5. 「続ける」を選択します。

しかし、注意してください:iPhoneのデータを失う恐れがあります。Apple IDを変更すると、連絡先、アプリの文書、さらにはiCloudに保存されている写真や動画が失われる可能性があります。いずれにせよ、ユーザーからそのようなメッセージを受け取りました。

ヒント:Apple IDを変更するときに、旧のApple IDを削除したい場合には、「データを失わずにiCloudアカウントを削除する方法」という記事をご参考ください。

連絡先や、カレンダーを別のApple IDに転送

連絡先や、カレンダーがiCloudに保存されている場合は、CopyTrans ContactsでそれをiCloudとiPhone、又は旧iCloudと新iCloudの間で簡単に転送できます。

  1. 最初は以下からCopyTrans Contactsをダウンロードし、インストールします。
    CopyTrans Contactsをダウンロード
  2. プログラムを起動し、iPhoneをPCに接続します。iPhoneがパソコンに認識されない場合には、デバイスが認識されない対処法を見てください。
  3. iCloudアカウントにサインインします。右上にある「もっと見る」をクリックし、「クラウド設定」を選択します。
  4. CopyTrans Contactsでクラウド設定

  5. 「新しい接続」をクリックし、Apple IDとパスワードを入力します。そのようにして旧Apple IDと新Apple IDを追加します。
  6. CopyTrans Contactsで新しい接続を作成

  7. アカウントを混同しないように説明を追加できます。Gmail、Yahoo!も使用可能です。同様に他のアカウントを管理することもできます。
  8. CopyTrans ContactsでiCloudにログイン

  9. 2ファクタ認証が有効になっている場合は、確認コードがiOSデバイスに送信されるので、接続を確認するため入力ます。

iCloudの連絡帳を別のApple IDに転送

旧iCloudアカウントの連絡先にチェックを入れて、右クリックします。移動、又はコピーを選択し、新iCloudアカウントをクリックします。移動の場合は、連絡先が転送後古いアカウントから削除されます。コピーの場合は、連絡先が削除されず新iCloudに追加されます。旧iCloudからiPhoneに連絡先を移動、又はコピーも可能です。

CopyTrans Contactsで連絡先を別のiCloudにコピー

iCloudのカレンダーを別のApple IDに転送

カレンダーの転送の手順は、連絡先とまったく同じです。すべてのカレンダーをコピーまたは移動したり、iCloudにイベントを追加したりできます。

CopyTrans ContactsでiPhoneのカレンダーを移動

iPhoneのiCloud写真とビデオをバックアップ及び復元

iCloudから大切な写真をバックアップするのは非常に重要ですね。iCloudウェブサイトからダウンロードできるものの、一千ずつしか保存することができません。大量の写真があれば、きっと面倒なことになるでしょう。しかし解決法があります。

CopyTrans Cloudlyを使えば、ワンクリックで全てのiCloud写真とビデオをダウンロード、別のApple IDにアップロードできます。

  1. CopyTrans Cloudlyをこちらからダウンロードし、インストールしてください:
    CopyTrans Cloudlyをダウンロード
  2. すべての写真をパソコンにダウンロードします。ダウンロード方法は、「iCloudから写真をまとめてダウンロードする方法」を参照してください。
  3. CopyTrans CloudlyでiCloudの写真や動画をダウンロード

  4. 写真をダウンロードしてから、iCloudから写真を一括削除することもできます。
  5. CopyTrans Cloudlyの削除機能

  6. その後、CopyTrans Cloudlyで別のApple IDにログインし、「アップロード」をクリックし、パソコンでアップロードしたい写真を選び、写真のアップロードを完了するまでお待ちください。
  7. CopyTrans Cloudlyのアップロード機能

iCloudの写真及び動画をダウンロードした後で新iCloudに写真を保存したくない場合に、PCからiPhone内部ストレージに写真を転送できます。そのようにしてiCloudに写真を追加せずに、デバイス上で写真を保存できます。

これで、iCloudストレージの写真とビデオを失わず、iPhoneのApple IDを簡単に変更できます。

iCloudのメモを別のApple IDに移行

メモに関しては、少し複雑な状況です。CopyTrans Contactsを使用してメモをPCにバックアップできますが、Apple社による制限があるため、メモを連絡先のように旧iCloudから新iCloudに転送できません。しかし、かなり簡単な解決策があります。iCloudメモをiPhone内部ストレージに移動すれば、Apple IDの変更はiPhoneのメモに影響しません。

先ずはメモアプリでiPhoneアカウントの使用をオンにします。それには「設定」>「メモ」で「”iPhone”アカウント」をオンに切り替えます。

メモで”iPhone”アカウントをオンに切り替えます

その後、iPhoneでメモのアプリを開き、右上にある「・・・」をタップし、移動したいメモを選択し、左下の「移動」をタップします。それともメモを選択しないで、「すべて移動」を押します。出てきた画面でiPhoneのフォルダを選びます。

iCloudのメモをiPhoneに移動

iCloudバックアップからデータを抽出

Apple IDを変更する前に、iCloudバックアップに保存されているデータを取り出すほうが安全だと思います。大事なデータを失わないように、CopyTrans Backup Extractorを使って、旧Apple IDでバックアップされたデータをパソコンに抽出してください。

  1. CopyTrans Backup Extractorをこちらからダウンロードし, 起動してください。インストール手順はインストールガイドにあります。
  2. CopyTrans Backup Extractorをダウンロード
  3. Apple IDでiCloudにログインし、バックアップの検索を開始します。
  4. CopyTrans Backup ExtractorでiPhoneのバックアップを探す

  5. iCloudのバックアップを選びます(iCloudバックアップに雲のアイコンが付いています)。その後、表示されたデータの中から全て、または特定のデータ種類を選択し、取り出してください。
  6. CopyTrans Backup ExtractorでiPhoneバックアップから取り出したいデータを選択

 

CopyTrans Backup Extractorの使う方法についてもっと詳しく知りたい場合、CopyTrans Backup Extractorの使い方をご覧ください。

アプリ内のファイル・文書をバックアップ

設定のアプリを開き、「Apple ID」>「iCloud」で iCloudを使用しているアプリを確認できます。そのアプリはデータを iCloudにバックアップします。
iCloudを使用しているアプリ

Apple IDを変更するとき、アプリ内のPDFファイルや、動画等のデータを安全かつ確実に保持するため、CopyTrans Fileyというプログラムを利用してください。
CopyTrans Fileyをダウンロード

CopyTrans Fileyを使えば、アプリ内のデータをパソコンにバックアップし、パソコンからiPhoneに転送できます。
CopyTrans Fileyで複数のファイルを保存

LINEトーク履歴や、ゲームスコアを引き継ぐ

アプリと言えば、アプリ内の文書だけでなく、LINEトーク履歴及びゲームスコアを保持するのはとても大事です。それにアプリそのものを一括転送したいでしょう。

それらを実行するためにiTunesは使えません。iTunesでバックアップを復元すれば、iPhoneのデータの全てが上書きされてしまうからです。Apple IDを変更するときアプリを引き継ぐにはCopyTrans Shelbeeを使用できます。

注意:新しいApple IDに切り替えてから、アプリを使用できるようになるには、iPhone上で旧Apple IDのパスワードを入力する必要があります。

Apple IDのパスワードを入力する必要があるとの警告


CopyTrans Shelbeeをダウンロード

バックアップする際に旧Apple IDを使ってログインし、復元する際に新Apple IDを使ってログインすれば、必要なアプリを新Apple IDに転送できます。バックアップ・復元の手順は、アプリを別のiPhoneに転送する方法を見てください。
CopyTrans ShelbeeでiPhoneをバックアップ及び復元

CopyTrans Shelbeeを使用して他のデータをバックアップ・復元することもできます。
CopyTrans ShelbeeでiPhoneのアプリのみ復元

以上Apple IDの安全な変更方法を説明しました。データを失わずに、iPhoneまたはiPadのApple IDを変えましょう!

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作者: Xenia

CopyTransの日本部門を担当しているクセニアと申します。iPhone 11 Pro ミッドナイトグリーンを使用しています。ご不明点がありましたらサポート copytrans@copytrans.jp までお知らせください。