iPhone容量不足

iPhoneの容量が足りない場合、バックアップからデータを復元できる方法

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『iPhoneを変更しようと思い、旧デバイスのデータをバックアップした時に、iTunesで復元中に「iPhoneで十分な空き領域が使用できないため、iPhoneを復元できませんでした」というエラーメッセージが出た!』という話をよく耳にしているでしょう。

iPhoneで十分な空き領域が使用できないため、iPhoneを復元できませんでした

iPhoneの容量が不足なので、バックアップからデータを復元できない状態がなる可能性が高いからです。こちらの記事では、取ったバックアップから容量が足りないiPhoneにデータを移行する方法を紹介します。

  1. バックアップから選択した項目のみを復元
  2. 必要なデータだけを抽出
  3. 写真を除いてバックアップを作成し、復元
  4. 不要なアプリ、また容量の大きいiPhoneアプリを削除


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1. バックアップから選択した項目のみを復元

バージョン2.000以降のCopyTrans Shelbeeではバックアップから必要なデータのみを選択して復元できるようになりました。

ゲームスコアやカメラロールの写真、またメッセージだけを新iPhoneに転送したい場合、CopyTrans Shelbeeはベストチョイスです。操作が簡単なうえに、復元先のデバイス上にデータがあっても、そのデータを上書きせずに新しいデータを追加できます*。

*選択した項目のみを上書きします。

『はじめる前に』

CopyTrans Shelbeeでバックアップを取れば、iTunesより多くのデータを復元できます。

こちらには、CopyTrans Shelbeeの使い方をご覧ください!

バックアップから個別のデータを復元

  1. CopyTrans Shelbeeを起動するか、こちらからダウンロードします:

    CopyTrans Shelbeeをダウンロード

  2. バックアップを復元したいデバイスを接続します。「選択して復元」をクリックします。
    「選択して復元」を選択

  3. バックアップファイルを選択します。
    復元するバックアップファイルを選択

  4. 復元する項目を個別選択します。「選択して復元」の手順の詳細は、「選択して復元」の機能とその方法をご覧ください。CopyTrans Shelbeeで復元したいデータを選択

  5. データの復元完了まで待ちます。iPhone上でデータを確認します。
    CopyTrans Shelbeeでアプリの復元は完了

2. 必要なデータだけを抽出

パソコンには沢山のファイルが入っているので、容量の少ないiPhoneに復元するのは難しいですが、バックアップからiPhoneにデータを全く復元できない場合もよくあります。そのような大変な状態になった場合、大事なデータを失わないため、バックアップからPCにデータを抽出したほうが安全です。そのためには特別なソフトウェアを使う方法があります。お勧めは、CopyTrans Backup Extractorという使用しやすいツールです。

  1. CopyTrans Backup Extractorをダウンロードし、インストールし、起動します。

    CopyTrans Backup Extractorをダウンロード
    CopyTrans Backup ExtractorでiPhoneのバックアップを探す
  2. iCloudでiPhoneのバックアップがあれば、下である「iCloudバックアップを検索には、iCloudにログイン」をクリックしてください。
    PCでWindows用iCloudがインストールされていない場合、下記の画面が出ます。「ダウンロード」ボタンを押して、Appleサイトから日本語対応のWindows用iCloudのバージョンをインストールしてください。Windows用iCloudをダウンロード
    Windows用iCloudをインストールした後、AppleIDを使って、iCloudにログインしてください。入力したデータを保存したい場合、「AppleIDとパスワードを保存」のチェックボックスにチェックを入れます。iCloudにログイン
  3. 確認したいバックアップを選択します。暗号化の場合には、バックアップのパスワードを入力してください。CopyTrans Backup Extractorでバックアップを確認
  4. 必要なデータをを選択し、データの保存先を選択してください。CopyTrans Backup ExtractorでiPhoneバックアップから取り出したいデータを選択
  5. iPhoneデータの取り出しが完了まで待ちます。データが取り出されたら、「フォルダで確認」をクリックします。CopyTrans Backup ExtractorでiPhoneバックアップからデータが取り出された

CopyTrans Backup Extractorを使うと、バックアップ内容のファイルを確認するだけではなく、必要なファイルをバックアップからPCに抽出するも可能です!

バックアップからPCに必要なデータを抽出する方法は、「iPhoneバックアップデータを取り出す方法」の記事をご覧ください。

3. 写真を除いてバックアップを作成し、復元

まず、iPhoneストレージを確認する必要があります。 iTunesで、デバイスのアイコンをクリックして、各データの占有率が表示されます。

iPhone・iPadのデータの殆どは写真・アプリ・書類が占めています。写真のみを削除すると、iPhoneバックアップのサイズをすごく縮小させます。

iTunesでiPhoneストレージを確認

iPhone上でカメラロールの写真を削除

写真アプリで右上にある「選択」をタップし、不要な写真やビデオを選択し、ゴミ箱のアイコンを押します。確認した後、「最近削除した項目」からコンテンツを完全に削除します。

写真を削除するだけでも、手間がかかります。

iPhoneで写真を削除

ヒント:数多くの写真や動画を選択するには、削除したい項目の画面上を指でなぞります。写真のチェックを外すと、削除リストから除外することができます。

不要な写真をたくさん削除したのに、今後のバックアップのサイズは殆ど変っていません。このような時には、カメラロール全体をバックアップし、一括削除した方がいいです。クラウドサービスを使いたくないユーザーにとってCopyTrans Photoは神プログラムです。

パソコン上で簡単にカメラロールの写真を消去

  1. パソコンでCopyTrans Photoを起動します。

  2. CopyTrans Photoをダウンロード

  3. iPhoneの写真をバックアップするには、左上にある「フルバックアップ」ボタンをクリックします。

    CopyTrans Photoでカメラロールの写真をバックアップ

  4. 写真バックアップの作業終了後、カメラロールの写真をすべて選択して(CTRL + Aキーを同時に押す)、一瞬で削除できます。これで、「最近削除した項目」の手順を飛ばして全ての写真をiPhoneから完全に削除できます。

    CopyTrans Photoでカメラロールの写真を完全に削除

  5. iTunesまたはCopyTrans ShelbeeでiPhoneのバックアップを作成します。
    iPhoneをバックアップ

  6. バックアップが完了した後、iPhoneに復元します。

  7. 少し前にバックアップした写真をデバイスに移動するには、CopyTrans Photoを使用します。

    CopyTrans Photoで写真をiPhoneに転送
    CopyTrans Photoで写真をiPhoneに追加

4. 不要なアプリ、また容量の大きいiPhoneアプリを削除

iPhone画面からアプリのアイコンを長押しし、「X」をタップ。アプリの削除を確認します。

iPhone上でアプリを削除

あるいは「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」から削除できます。容量の大きいアプリをタップして、そのアプリ自体とアプリ内の書類とその他のデータは消去できます。

iPhone上でアプリを削除

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作者: Julia

CopyTransの日本部門を担当しています。CopyTransのプログラムに関してご遠慮なくcopytrans@copytrans.jpまでお問い合わせください。大好きな本は森見登美彦の『ペンギン・ハイウェイ』です。ビデオゲームに深い興味があります。