
iPhoneやiPadのストレージはモデルによって違いますので、iPhoneを購入するときにデバイスのストレージを選ぶことができます。メモリが多けれ多いほど、iPhoneの販売価格も高くなります。そのため、多くの人は64GBのiPhoneを選択します。このような状況では、空きメモリが問題になります。
デバイスのメモリを確認すると、「その他」というカテゴリがあります。デフォルトでは、「その他」のデータの容量は200-300MBですが、数GBになるときもあります。この場合は、その他のデータを削除することがオススメします。
この記事を読んで、iPhoneやiPadの「その他」データの削除について学びましょう。
iPhoneのストレージの「その他」とは
iPhoneストレージはApp、システム、写真などのカテゴリに分けています。多すぎる「その他」のデータもあります。一般的には、「その他」のデータの容量は5-10GBですが、10GBを超える場合は、正常の状態ではありません。下までスクロールしたら、「システム」と「その他」が使っているストレージを確認できます。
「その他」カテゴリーは、システムデータ、アプリのキャッシュ、Siriの音声、ログファイル、アップデートなどのデータが含まれています。その中で、音楽と動画のストリーミングのデータは大きなスペースを占めます。iTunes Store、TVアプリ、またはミュージックアプリからビデオや音楽をダウンロードすると、メディアとして保存されています。ただし、ストリームはキャッシュのデータがあり、「その他」のデータとして溜まってしまいます。Safariのキャッシュは多すぎるときもあります。また、画像とビデオを添付して、メールを送信すると、このメールのキャッシュは多くのストレージを占める可能性があります。
iPhoneの「その他」カテゴリの使用量を確認する方法
アプリやデータがどのくらいiPhoneの容量を占めているかを確認するのを説明します。
iPhoneで「その他」カテゴリが使っている容量を確認する方法
「設定」をチェックすることで、iPhoneまたはiPadのアプリが使っているストレージを確認できます。
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップ
- 「iPhoneストレージ」をタップ
この画面では、本体のストレージ容量と空き容量を確認できます。下にスクロールと、インストールされているアプリと、各アプリが消費しているiPhoneのストレージが表示されています。
PCを使って、iPhone・iPadのストレージの「その他」を確認する方法
iPhone・iPadをPCに接続すれば、パソコンでもデバイスのストレージをチェックすることもできます。そのために、iTunesをインストールすることが必要です。
iTunesを起動して、デバイスのページに移動してください。ページの下に表示されるグラフからストレージの「その他」を確認することができます。
- iPhoneをパソコンに接続
- iTunesを起動
- 画面の左上隅にあるデバイスアイコンをクリック
- 「概要」をクリック
- 「その他」にマウスを合わせると、使っているストレージを確認してください。
「その他」が多すぎる場合に簡単に減らす方法
ある場合にiPhoneを再起動すれば、「その他」の容量を占有するキャッシュが消去され、「その他」の容量を減らすことができます。
再起動のやり方は、「iPhone, iPod touch, iPadを再起動する方法」を参照してください。
iPhoneストレージの「その他」を削除する方法
iPhoneストレージの「その他」の消し方を説明します。
Safariのキャッシュを削除する
「その他」ストレージが増える理由の1つは、Safariの履歴とWebサイトデータです。この情報はWebサイトにアクセスするには役に立ちますが、必要なデータではないと思います。
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップ
- 「iPhoneストレージ」をタップ
- 下にスクロールして、「Safari」をタップ
- Webサイトデータをタップ
- 「全Webサイトデータを削除」をタップ
ご注意:Safariのキャッシュを削除すると、ウェブサイトのパスワードも削除されてしまいます。
iPhoneの古いメールを削除する
メールアプリを使用すると、メールで転送された書類、画像と動画のキャッシュがデバイスに保存されます。それによって、再度同じ写真と動画を開く際、その写真と動画を再びダウンロードすることではなく、保存されたデータを使って、もっと早く開くことができます。ただし、不必要なデータもあるでしょうか。したがって、メールアカウントの情報を削除して再入力することで、キャッシュを削除することができます。
メールと同じように、MMSの写真と動画は「その他」に保管されています。会話全体を削除したり、一定期間後に自動削除するように設定したり、画像や動画を削除することができます。
iOS11以降、メッセージのキャッシュを自動的に削除するのは非常に簡単になりました。そのために、「設定」>「メッセージ」に移行してください。メッセージの保存期間を設定しましょう。「30日」、「1年」、「無制限」から選択できます。「30日」を設定すれば、30日後にメッセージが自動的に削除されますので、ご注意ください。
iPhoneを初期化して、データをバックアップから復元する
「その他」カテゴリがiPhoneの容量を多く占める原因の1つは、システムのバグです。この状況の最も良い解決方法は、壊れているファイルを削除して、iPhoneを初期化することです。重要なデータが消えてしまう心配がありますか。削除する前に、デバイスをバックアップすることができます。
バックアップを作成する方法
バックアップを作成するには、CopyTrans Shelbeeを使ってください。こちらからダウンロードすることができます。インストール手順はインストールガイドにあります。
iTunesより、CopyTrans Shelbeeは信頼性があると思います。iTunesのバックアップが壊れている場合もあります。CopyTrans Shelbeeは、iPhoneのバックアップが問題なく作成されたか確認できます。
CopyTrans Shelbeeを起動し、iPhoneを接続します。「バックアップ」>「フルバックアップ」>保存先フォルダを選択>「次へ」をクリックするとバックアップが開始します。
iPhoneを初期化する方法
iPhoneを初期化するには、以下のガイドに従って進んでください。
iOS 15以降:
iPhone上で設定アプリを開き、「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」の順にタップします。そしてiPhoneの消去を確認します。
iOS 14以前:
iPhone上で設定アプリを開き、「一般」>「リセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」の順にタップします。そしてiPhoneの消去を確認します。
バックアップから復元する方法
復元するには、画面の指示に進みましょう。「Appとデータ」という画面で「MACまたはPCから復元」を選択して、パソコンと接続してください。
CopyTrans Shelbeeを実行して、「復元」をクリックしてください。復元先のiPhoneバックアップファイルを選択して、「開始」をクリックしてください。パスワードの入力を求められる場合、バックアップのパスワードを入力してください。
iPhoneを初期化して、新しくiPhoneを設定し直す
ただし、より効率的な方法は、初期化したiPhoneを新たに設定することです。iPhoneを完全に復元すると、キャッシュも復元される可能性があります。iPhoneを新たに設定して、新しいiPhoneを買ったときの幸せな気分を思い出しましょう!
今使っているスマホにある重要なデータについて心配する必要がありません。バックアップがあれば、データは安全なところに保管しています。CopyTrans Shelbeeの「選択して復元」という機能を使って、必要なデータとアプリのみを回復してください。
CopyTrans Shelbeeを実行し、iPhoneを接続します。「選択して復元」>バックアップの保存先を選択 >パソコン内にあるバックアップファイルを選択 >「次へ」をクリックして、復元が開始します。
👉iPhoneのアプリを個別に復元!「選択して復元」の機能とその方法
また、CopyTrans Fileyを使用して、ファイルをパソコンに転送したり、保存することができます。無料なCopyTrans Fileyは、PC・iPhone間で重要な書類とファイルを手軽に相互転送するために役に立ちます。
👉CopyTrans Fileyの使い方。PC・iPhone間でデータを簡単に転送する方法を紹介します。
CopyTrans Shelbeeは音楽を復元できませんので、音楽をバックアップ・復元するには、CopyTransを試してみてください。
👉古いiPhoneから新しいiPhoneにデータを転送する方法
それでもiPhoneストレージの「その他」消えない場合
上記のことをすべて試してみても、「iPhoneのストレージがいっぱいです」というエラーが出てしまう場合、iPhoneの空き容量を増やす他の方法を試してみましょう。
👉iPhoneの空き容量を増やす7つの方法 全まとめ
👉Appleサポート:iPhone や iPad で「その他」ストレージを解放する